少年ジャンプ+で連載中の「正反対な君と僕」は、性格が正反対の男女が心を通わせていくラブコメ漫画。登場人物の内面描写が丁寧で、読者を感動させるほのぼの系の一冊です。
この漫画が気になる方には、似たようなほのぼのした雰囲気の他の名作漫画を13本を紹介します。
- 氷の城壁
- スキップとローファー
- 友達として大好き
- ホリミヤ
- 瓜を破る
- ヲタクに恋は難しい
- 理系が恋に落ちたので証明してみた
- 末永くよろしくお願いします
- 町田くんの世界
- 薫る花は凛と咲く
- 君と僕。
- 僕の心のヤバイやつ
- 凪のお暇
「氷の城壁」「スキップとローファー」 といった阿賀沢紅茶先生の他作品をはじめ、共感できるキャラクターやほっこりするストーリー展開が魅力の作品まで、ジャンルも多彩です。
ほのぼの系が好きなのに次に何を読めばいいか迷っている人は、この13作品の中から選び読みしてみることをおすすめします。
興味を持った作品があれば、BookLiveの無料試し読みを活用することもできますよ。
正反対な君と僕に似てる類似漫画13選
「正反対な君と僕」に似ている漫画作品は次のとおり13つあります。
- 氷の城壁
- スキップとローファー
- 友達として大好き
- ホリミヤ
- 瓜を破る
- ヲタクに恋は難しい
- 理系が恋に落ちたので証明してみた
- 末永くよろしくお願いします
- 町田くんの世界
- 薫る花は凛と咲く
- 君と僕。
- 僕の心のヤバイやつ
- 凪のお暇
どれも私のおすすめなので順番に紹介していきますね。
氷の城壁
「氷の城壁」は、高校生の日常を描いた漫画で、登場人物たちの思いや悩み、葛藤に感情移入してしまうシーンが多い作品です。
似ているのは当然で「正反対な君と僕」の作者と同じ阿賀沢紅茶先生の作品(笑)
作者の言葉選びやシーン展開が天才的で、青春漫画としてもとても面白いです。
登場人物全員がリアルで、それでいて可愛くてかっこいいから、どの立場からもすごく理解できるか余計胸が締め付けられるっていうかなんというか・・・。
恋愛模様でキュンキュンするのはもちろん、友情エピソードもどれも眩しいです。
特に、70話あたりから凄まじくキュンキュンします!!
作者の文才がすごくて、繊細な心理描写が秀逸です。登場人物たちの内面的な、言葉にならないモヤモヤが、丁寧な言葉で紐解かれて、スッと心に入ってきます。無料配信が多いので、暇つぶしに読んでいるうちに夢中になってしまい、最後までポイントを購入して何回も繰り返し読んでしまっています笑
ミナト君が好きで、こゆんと幸せになってほしいです。
スキップとローファー
『スキップとローファー』は、田舎から都会の高校に転入してきた女子高生・みつみと、クラスメイトの描写にリアリティーがある青春群像劇。
登場人物それぞれに個性があり、思い描いていたイメージと違う一面を見せるところが魅力ですね。
みつみと志摩くんのやり取りで爆笑するシーンがある反面、江頭ミカの悩みごとには共感しつつもちょっと辛い思いをするという・・・。学生時代、社会人経験、結婚って私自身がいろんな経験をしてきているからこそ、高校時代のことを思い返すとどこかチクチクしてしまう・・・そんなリアルな学園生活がたまにつらくなる作品でもあります笑
絵柄については賛否両論あるみたいですが、読み進めるとそんなことどこ吹く風。
むしろストーリー展開とキャラ造形の巧みさに引き込まれますよ。
田舎と都会、個性的な仲間たちとのふれ合いを通して、主人公みつみの成長を見守りたい、優しい気持ちになりたい人におすすめの作品です。
「正反対な君と僕」2巻読了。1巻何度も読み返してるくらい好き…!絵柄はコメディが感強いけど中身はめちゃくちゃ「人間」が描かれてて善人しか今のところいなくてでもリアル。心の動きとか胸がキュウ〜ッとする。書いてて思ったけど私が「スキップとローファー」と好きなポイントが似てる。おすすめ。 pic.twitter.com/qMsKMw34AI
— ヅカ好き書店員 (@cIcy0ITLmwBm42z) October 20, 2022
ジャンプラの正反対な君と僕、作品として似てるとかではなく、読了後の心のぬくもり感が陽ギャル版スキップとローファーって感じで好き
— すずえ (@sztchan) July 11, 2022
友達として大好き
『友達として大好き』は、最初は普通のラブコメに思えるが、中盤から深い人間ドラマへ変貌する作品。主人公サナコの成長と周囲との絆を描いています。
サナコとユイトの関係が初めはお決まりの展開に見えますが、次第に内面が描かれ、学校生活の息苦しさや噂によるレッテル貼り・・・。しかし、これらに負けずに、サナコが生徒会に入ることで物語の舞台が広がり、新たな登場人物が加わって学園ドラマが展開されます!!
タイトルや初めの展開からは典型的な作品に見えるが、読み進めると非常に楽しい学園ほのぼのドラマに変わっていくしなによりキャラクターたちの考え方や感じ方に共感し、感動できる作品ですよ。
#友達として大好き 1巻読了👫
— 漫画読むKeitaさん📚 (@ketagogo_book) August 31, 2022
既に完結済みの作品
ぼっちなギャルと超真面目な生徒会長が2人なりに「友達」になっていく作品
人間関係をメインに描いてる作品でたまに共感できるところがある感じが「正反対な君と僕」に似てるとこあるなという印象
たまに闇の部分が垣間見えるのもいい pic.twitter.com/kMBb6Zt6yk
ホリミヤ
ホリミヤは見た目が派手な女子高生と地味な男子高生のラブコメ漫画。
マンガ好きのブロガー視点では、絵がキレイでサブキャラがしっかり描写されていること、ギャグ要素が多い笑える話で飽きないことが魅力です。また主人公二人の生い立ちやコンプレックスなども描かれており、下手な恋愛漫画だけじゃない胸に突き刺さる生い立ちには苦しくなる人もいるかも。
一方で、途中から女主人公のキャラが理不尽な暴力的な言動が増えてきたことで評価を下げるレビューもあります。ストーリー展開に物足りなさを感じるという意見もありますがそこまで気にしない人にはおすすめできますね!
全体的には毒のないほのぼのとした青春ラブコメで、癒される作品ですね。
このほのぼのした感じとか、周りの人間関係、学園生活でのあるあるなどなどは本当に「正反対な君と僕」の雰囲気に似ているのでおすすめですよ!
この正反対な君と僕という漫画
— 開拓者よふか (@Yohuka1) July 24, 2022
ジャンプラで今トップクラスに推してる
なんか既視感があるなと思ったんだけど
この読後感がね、どこかホリミヤに似てるのよ
瓜を破る
「瓜を破る」という漫画は、アラサー女性たちの人生を描いたヒューマンドラマです。
主人公の心理描写が丁寧で、人間関係に悩むアラサー女性たちの姿が描かれています。
それぞれのキャラクターの成り立ちに無理がなく、読んでいて各キャラクターを応援しながら読ませる推進力があります。
人生には幸不幸が日々訪れるものであり、誰でも自分自身が向き合って、悩みながら解決していかなければならないという当たり前のことを改めて思い知らされます。庶民の人生そのものであり、読むと少なからず心が晴れて、そして周りの人に少しだけ優しくできるはずです。
「正反対な君と僕」と似ているっていう部分は、ストーリーや関係性っていうよりかは心理描写の丁寧さやちょっとした仕草や気持ちの揺れ動きとかそういったところです。学生生活から一転して社会人生活に疲弊している人にもおすすめしたい1冊となっています!!
正反対な君と僕と瓜を破るのLINEスタンプ買った🥳かたや高校生、かたや大人の恋愛だけど最近ハマった漫画の中だとベクトルが似てるというか心理描写が丁寧でオタクの気持ち悪いニヤニヤが止まらなくなる所が共通してて好き🥴🥴←この顔で読んでる pic.twitter.com/5qO7TO7S8h
— きゆ (@kiyu1203) August 19, 2023
ヲタクに恋は難しい
ヲタクに恋は難しいは、ガチのオタク同士の恋愛を描いたラブコメ漫画。
ヲタクカップルのやり取りがリアルで面白いのが魅力です。
成美と宏嵩の会話にはアニメやゲームのオタクネタが飛び交い、同好の士同士だからこその通じ合いが描かれています。そのギャップがめちゃくちゃ萌えるところが好き!
成美のガチ腐女子っぷりと宏嵩の優しさのギャップも良い。二人の距離感がどんどん近づいていく様子が胸キュンなラブコメながら、ギャグ要素も多く楽しめる作品です。
豊富なオタクネタが楽しめる反面、オタク文化に明るくないとツッコミどころがわからない面もあるかもですが、オタク好きにはかなりオススメの一作となっています。
理系が恋に落ちたので証明してみた
「理系が恋に落ちたので証明してみた」は、理系のキャラクターたちが恋愛に奮闘する、面白くてユニークな漫画です。
理系の視点からの恋愛を描いた本作は、理系ならではの論理的なアプローチで恋愛を証明しようとする様子が面白く、一方でキャラクターたちの不器用な恋模様も共感できます笑
恋愛に不慣れなキャラクターたちのコミカルなやり取りや、理系学生としての知識を活かした奇抜なアプローチにキュンとする瞬間も・・・。
この漫画は理系なら「分かる」、「あるある…?」、「ねーよ!」と楽しめる作品で、個性的なキャラクターが魅力的です。また、恋愛ものではありますが、甘い要素と甘くない要素が組み合わさっているため、面白く読めます。
「正反対な君と僕」と似ているかと言われると微妙ですが、ほっこりしたい、ラブラブな二人の様子を垣間見たい人、理系の学生や愛好者には、この漫画はおすすめです。
末永くよろしくお願いします
「末永くよろしくお願いします」は、身寄りをなくした箱入りお嬢様と偏屈な書道家の同居ラブコメ。
ヒロインである輝ちゃんの毒舌ながらも恋に積極的なキャラクターが魅力的で保護者である清水さんを振り回しつつ、恋人になろうとする輝ちゃんの攻めの姿勢に胸キュン!
漫画はギャグ要素やキャラクターの個性が楽しい一方で、上品な雰囲気を持つ作品でありながら、笑いどころもしっかりあり、物語が進展することに興味津々で、キャラクターたちの成長や関係の展開に期待が高まりますよ。
また、漫画内での主人公とヒロインの関係や、彼らの成熟した恋愛模様が楽しく、お嬢様の積極性や、彼女に振り回される彼のキャラクターが、読者にとって魅力的で、恋愛がどのように展開していくのかにワクワク感が止まりません!
「末永くよろしくお願いします」は、普通の少女漫画とは一線を画し、キャラクターたちの関係や恋愛模様が読者を引き込む要素で「正反対な君と僕」のような魅力的で個性的なキャラが好きな人には刺さる一冊です。
町田くんの世界
「町田くんの世界」は、地味で特徴のない町田くんが、優しさと人間らしさを通じて周りの人々と触れ合い、心温まる物語が展開される漫画です。町田くんは外見や成績では特別な才能がないけれど、人を家族のように大切に思い、困っている人に優しく接し、彼の行動と言葉が周囲の人々に癒しと勇気もたらしてくれる・・・私の近くにもいてくれよ町田くん。
恋愛の要素は少なく、ラブストーリーとしてのドラマはありませんが、町田くんの純粋な心が人々を幸せに導いていく様子が描かれており、心温まる作品です。
主人公が特別な能力を持っていないからこそ、感情移入しやすく共感できる部分がたくさんあり、自分自身や他人との関わり方に疲れたときに、心に温かい影響を与えてくれる作品と言えます。
ちょっと日々の生活で疲れているあなたや、「正反対な君と僕」のようなほっこりに癒やされたいあなたにはおすすめの作品です。
「正反対な君と僕」…ちょっと…いやかなり良作だな?「君に届け」「町田くんの世界」辺りを読んだ時の衝撃に似た感動がある…。メインキャラに嫌味がなく可愛い、設定に無理がない、心情の描き方が細やか、リアルな高校生感、登場人物全員キャラ濃くて全員魅力的、絵が綺麗…読むと幸せな気分になる。
— nonsugar (@nonsugarsweets) July 14, 2022
薫る花は凛と咲く
「薫る花は凛と咲くは、底辺男子校に通う凛太郎と、お嬢様学校に通う薫子を中心に、高校生の心の成長を描いた漫画。
主人公の凛太郎は、外見から怖がられるが内面は優しい少年で、薫子はお嬢様学校に通う優等生で、2人の出会いを通じて恋愛と友情が描かれます。
物語は心理描写が丁寧で、登場人物たちは皆優しく、読者をほっこりさせます。凛太郎の成長と両親の優しさ、薫子の100%全開スマイルが魅力的で、感動的なシーンも多く、泣かずにはいられない内容です。涙ちょちょぎれること間違いなし!
男女問わず楽しめる作品で、少女漫画の良い要素と少年漫画の魅力が合体している感じですね!物語は恋愛だけでなく友情や家族の話にも焦点を当て、心温まるストーリーなので、癒やしやほっこりしたい人におすすめの作品です。
その同僚女性と同じ意見です。
— ヤマトン/日々、ご飯作りの大変さを実感 (@yamaton_blog) June 3, 2023
私も薫る花と正反対な君と僕は、絵の感じとかは全然違うんですけど、どちらとも優しい作品で、何だか似てるなーと思ってました😊
君と僕。
「君と僕。」は、男子高校生の日常を描いた漫画で、ほのぼのとした雰囲気や独特のギャグセンスが際立つ作品。
キャラクターたちの友情や成長、恋愛などがリアルに描かれ、読者を引き込む要素が満載!青春時代を振り返りたくなるような、ほんわかとした雰囲気で、笑いや感動が共存する魅力的なストーリーと言えます。
特に、絵柄や話の繊細さが等身大のリアルさを感じさせ、読者に共感を呼び起こしてくれます。
登場人物たちが悩みに向き合い成長していく姿勢もポジティブで元気をもらえます!
また、アニメ化もされており、漫画だけでなくアニメでも動くキャラクターたちの個性的な魅力が存分に楽しめます。
「正反対な君と僕」のようなほのぼの系が好きな人に「君と僕。」は読者に特におすすめの作品です。
今日の話読んで、なんで正反対な君と僕が好きなのかわかった。
— 水無月あんず【月曜21時~配信】Animoバーチャル店長🍑🍊 (@Anzu_animo) July 24, 2023
「君と僕。」に似てるんだ。
恋愛通してゆっくり変わっていくか、環境通してゆっくり変わっていくかの違いって感じ。
漫画に流れる時間がとても似てる。
正反対な君と僕 – 阿賀沢紅茶 | 少年ジャンプ+ https://t.co/P3JnwilWcd
僕の心のヤバイやつ
「僕の心のヤバイやつ」は、最初は主人公の市川くんが陰キャラでちょっとヤバいやつと思っていたが、徐々に面白さやキュンキュンさがくせになる漫画。中学生の恋愛模様がリアルに描かれていて、市川くんの内面や葛藤、山田さんの奔放さが魅力で、読者を引き込む要素がたくさんありますよ!
「正反対な君と僕」のようにまるで接点がないとも思える二人がどんどん距離が近づいていくところも注目ポイント。
キャラクターたちは皆個性的で、周りの友達やクラスメイトたちも魅力的に描かれています。特に市川くんと山田さんの関係がじれったくも楽しみで、青春の成長や恋愛のドキドキが存分に味わえるし、作者はストーリーのテンポを上手に保ち、笑いどころも多く、読み進める楽しさもあります。
この漫画は中学生の恋愛を描いているため、ピュアな要素も豊富で、青春時代を思い出すことができる!!
主人公の成長や恋愛模様が丁寧に描かれており、読者はキュンキュンとしながらキュン死にすること間違いなしです。
凪のお暇
「凪のお暇」は、空気を読み過ぎて体調を崩し会社を辞めたヒロイン・凪が、自分を変えるべく世間の「当たり前」を取り払って人生を切り開こうとする姿を描いた漫画です。
主人公・凪の苦しさに共感できる人が多いのではないでしょうか。空気を読み過ぎて疲れる自分を凪に重ね合わせてつらくなるかも。凪が徐々に変わっていく姿はカッコよく、読者を勇気づけてくれます。
一方で、凪と正反対の性格で空気を読むことに長けた元カレ・慎二が出てきて、凪と慎二の関係に期待を寄せちゃいます。新たな恋の予感にときめく人もいれば、むしろ慎二との復縁を望む人もいるかもしれないですね。
作風はゆるふわとしていて癒される反面、登場人物の心理描写がリアルでハマりやすいのが魅力だと言えます。マンガ好きの私としては、毒の効いた中毒性の高い一作です。
【まとめ】「正反対な君と僕」が好きな人はほのぼの系が好きなのかも!
「正反対な君と僕」は、性格の正反対な男女の高校生2人が、お互いの長所を認め合いながら距離を縮めていくラブコメ漫画です。
この漫画が好きな人は、共通してほのぼのとした雰囲気の作品を好む傾向にあるかも。ストーリーや絵柄は異なっても、登場人物の内面描写が丁寧で、読者が共感しやすいことが魅力なのかも。
どれを読めばいいかわからないというあなたは、「氷の城壁」「スキップとローファー」「友達として大好き」などの作品は、いずれもほっこりできる要素が多く、「正反対な君と僕」と似た魅力を持っているからまずこれらの漫画から読んでみてはどうでしょうか。
今後もこの手の作品が続々と生まれてくることに期待したい!!
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